こんにちは。本の虫にっき管理人のdonutです。
今回の記事では、「仕事が忙しすぎて辛いな…」「最近ストレスが溜まりすぎて体調が優れない…」と思った時、
見直したいこと3選について、紹介していきます。
現代は昔に比べて、仕事で求められる質が高く、
短い時間で大量の情報やタスクをこなさなければならず、
以前より仕事から受けるストレスが大きくなっていると言われています。
「鬱」や「適応障害」になってしまう社会人も多く、
私も「もういっそ体調を崩した方が楽だな」と思うほど追い詰められたり、
難聴や吐き気のような、精神的なものから来る症状に見舞われたことがあります。
そんな時、「実はそんなに頑張らなくてもいいんじゃないか?」ということに気づけたら、
かなり楽になるのではないでしょうか?
真面目で完璧主義すぎる人にぜひ今一度見直していきたいポイントをお伝えします。
それは今やる必要のあることですか?
まず一つ目のポイントは、
「それは今やる必要のあることか見直す」ということです。
完璧主義だったり、真面目すぎる人に限って、
できるだけたくさんのことをやろうとして、
限界を超えてハードワークになったり、タスクを抱えすぎたりして、
バーンアウトしてしまうこともあるかもしれません。
そんな人は積極的に「後回し」をしていくことをおすすめします。
意外と、「今やる必要のあること」はそんなに多くないものです。
仕事でTodoタスクを作る人も多いかと思いますが、
タスクリストを作るとついつい、やることを増やしてしまいがちなのではないでしょうか?
10個以上もタスクを作ってしまうと、
「何から手をつけていいかわからない」となってしまい、頭がパンクしてしまいます。
人間はマルチタスクはできず、シングルタスクしかできないと言われているため、
マルチタスクの状態になってしまうのを避けるようにしましょう。
Todoリストを作る場合は、その中から上位3つだけ優先順位が高いものを決め、
その日はそれだけやるように意識すると良いと思います。
優先順位が低いものは、積極的に翌日に後回ししたり、やらない意識を持って、
自分へのプレッシャーを軽減させていきましょう。
自分に課すハードルを高くしすぎていませんか?
二つ目のポイントは、自分に課すハードルを高くしすぎていないかという点です。
これは私自身にもすごく当てはまるのですが、
自分の性格の特徴として、「人一倍繊細で真面目」「完璧主義」という特徴があり、
仕事をやりすぎたり、プライベートでも仕事のことを考えて気が休まらなかったり、
あげくのはてには「頑張れない自分はダメだ」と思って、
逆に何も手につかなくなったりします。
こういう場合に見直したいことは、
「自分に課すハードルが高すぎるのではないか?」ということです。
時代が進歩して、産業が効率化され、仕事で高いレベルが求められるようになっても、
”人間”の限界が一気に広がる訳ではありません。
今日が30点だったとしても、30点の自分を褒めてあげましょう。
一日中ゴロゴロしてしまっていたとしても、
疲れていたことに気づき、休息を取れた自分に優しく声をかけてあげましょう。
今自分の置かれている状況を減点方式で見るのではなく、
加点方式で見てあげて、
「ダメなところ」ではなく、「満足できる」ところを探してあげましょう。
深い海に挑戦しようとしすぎたり、
高い階段に登ろうと思っても溺れたり、挫折したりするだけです。
まずは浅瀬で泳いだり、小さな段差を登るイメージを頭の中に浮かべて、
それができただけで自分を褒めてあげましょう。
※実際、自分に高いハードルを課して、「ダメだダメだ」と思ってしまう人より、
小さなことでも自分を褒めてあげられる人の方が、成長しやすいという研究もあるようです。
頭の中にゴミが溜まっていませんか?
見直していただきたいこと3つ目は、
「頭の中にゴミが溜まっていないか?」ということです。
休日も気が休まらなかったり、仕事で忙しすぎて辛い…と思う人は、
もしかしたら頭の中の雑念に支配されているかもしれません。
頭の中にゴミが溜まった状態になると、
何からやっていいかわからなくなったり、
思考が回らなくなったりして、
頭に「もや」がかかった状態になってしまいます。
頭の中の思考を整理できていなかったり、
スマホやデジタル端末を見過ぎて情報が過多になってしまったりすると
このような状態に陥りやすくなってしまいます。
そんな状態になってしまった時はまず、デジタル機器から離れましょう。
私も常日頃感じていますが、やはりスマホで動画やSNSを見ると、頭の中がもやもやします。
一方、紙の本を読んだり、散歩をしたりしている時は、
頭の中がすっきりしています。
紙の本を読むのと、スマホを見るのは一見、
同じようなことをしているように感じるかもしれませんが、実感としては全く異なり、
紙の読書をするのはリフレッシュにつながる一方で、
スマホをだらだらと見るのは、ストレスや疲労につながる感覚があります。
こうしたことに思い当たる節のある方は、
まずはデジタル端末との付き合い方を見直し、
できるだけ休日や休みの時間は触れない時間を取って上げると良いでしょう。
また、頭の中のもやもやをクリアにするために、
「紙や手帳に自分の思考を書き出す」という手段も非常に有効です。
これは、最近だとジャーナリングと呼ばれる行為で、
多くの人が実践し、その効果を実感しているやり方です。
まっさらな紙とペンを用意し、
ただ頭の中に浮かんだ思考をひたすら書いていくというだけで、
頭の中のゴミがすっきりします。
ぜひ一度試してみてください!
また、過去のネガティブな記憶や感情を何度も思い出してしまう方や、
どうでもいいことが浮かんできてしまうという方は、
「今、頭の中にゴミが浮かんでるな…」と思うようにし、
その思考を捨ててもいいんだ、と思えると、日常的に頭の中もすっきりしてきそうです。
まとめ
今回は、「仕事が忙しすぎて辛いな…」と思ったら見直すべきこと3選について解説してきました。
いかがだったでしょうか?
今回の記事を書き始めたきっかけは、
私自身が最近まさにこのような状況に陥っていたからです。
自分が大好きな仕事に転職したはずなのに、いつの間にか、
日々のタスクやノルマに追われて、ストレスフルになっており、
休日もなんだか休まる気がしなかったり、毎日焦りを感じながら過ごすようになっていました。
そんな時に様々な本を読んだりして、
「あ、自分で自分を追い込み過ぎていた状況だったんだな…」と客観的に気づくことができ、
同じような状況にある方の何かのヒントになればと思い、
この記事を書きました。
仕事を精一杯頑張ることはとても素晴らしいことです。
ですが、自分を追い込み過ぎず、マイペースに楽しく、
仕事と付き合っていけたらいいなと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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