仕事で大失敗した時の立ち直り方について メンタルが辛い時はどうすればいい?

仕事

こんにちは。本の虫にっき管理人のdonutです。
今回の記事では、
「仕事で大失敗した時の立ち直り方」について紹介をしていきます。

この記事を書こうと思ったのも、
そもそも私がちょうど仕事で失敗をしてしまって、
落ち込みすぎて、メンタルがやられてしまい、体調を崩してしまったからです…。

元々私は落ち込みやすく、繊細すぎるところがある性格で、
いつも人の目が気になったり、嫌なことを自分の中で反芻し続けてしまったり、
疲れやすかったり、うつっぽくなりやすかったり、
自分のメンタルの傾向をどうしたらコントロールできるのかと、
常に悩み続けてきました。

人付き合いも苦手なので、社会人になって、
仕事で人とのコミュニケーションを求められるたび、
いつも緊張したり失敗してばかりの自分を何度も嫌に感じてきました。

そんな私が、普段どのように気持ちを切り替えたり、
立て直したりしているか
ご紹介できればと思います。

同じように、ネガティブになってしまいやすかったり、落ち込みやすい方、
まさに仕事で失敗してしまって、立ち直り方を知りたい方にぜひ参考にしていただけたらと思います。

数々の失敗を経験して、心がボロボロ…

まずは私が普段感じる失敗やストレスを感じるタイミングについて、
紹介をしていきます。

人と話すたびに苦手が爆発

一つ目が、「人と会話をすること」です。
私の場合はこれがかなり致命的なことだと感じており、
人と話すことに強い緊張を感じるタイプです。

元々、新卒で入った会社では営業の仕事をしていたのですが、
その時はいつもストレスや苦手を感じ、
毎日メンタル的にきつい日々を送っていました…。

今は転職して別の職種に就いたのですが、
それでも社会人である以上、
もちろん人とコミュニケーションを取ることは避けられず、
飲み会が苦手だったり、聞きたいことがあっても勇気が出なくて聞きに行けなかったり、
オフィスで働いていると緊張しすぎて疲れたり、人に嫌われているのではないかと感じたり、
毎日対人関係で精神をすり減らしつつ働いています。

また大勢の前でプレゼンをする機会も仕事であり、
話すことも苦手なので、
失敗して自己嫌悪に陥ったりということにも苦しんでます。

関連記事:人見知りは営業が苦手? 内向型人間が営業に配属された結果

目標やノルマを考えて胃がキリキリ…

また、会社員である以上、
誰しも”目標”や”ノルマ”が課せられると思うのですが、
日々、それが達成できるかどうか不安を覚えながら仕事をしています。

私のようなネガティブだったり、繊細だったりするタイプは、
同時に真面目すぎたり、完璧主義だったり、想像力が豊かだったりして、
実際にまだ起きていない未来の心配まで想像してしまい、
今考えなくてもいいようなことまで、ぐるぐると考え続けてしまうことがあります。

それによって、オンとオフの切り替えがうまくできず、
休日も仕事のことを考えてしまい、
夢の中までクライアントと話したり、仕事をしていることもしばしば…

毎日「自分はこのままでノルマを達成できるのか」、
「もし達成できなかったら…」と悪い想像を膨らませてしまいがちです。

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過去の嫌なことを思い出して反芻

さらに、過去の嫌なことも反芻しやすいという傾向があります。

例えば、私の場合、
社会人になった今も中学や高校時代の失敗した経験や傷ついた経験を、
特に落ち込んでしまった時に思い出して、
「ああ…やっぱり私はダメなんだ」とか、
「私は人とうまくやっていけないんだ…」とか、
わざわざ自分を追い込むようなことを考えてしまいます。

冷静に考えると、良いことや楽しかったこと、
失敗したことやうまくいかなったこと、
同じぐらいの割合か、むしろ良いことの方がたくさん起こっているはずなのに、
なぜか「嫌なこと」ばかり思い出してしまう…という傾向があるのです。

将来が不安すぎて

さらには、漠然とした自分の将来についても、不安に感じすぎる傾向があるようです。

例えば、「自分は結婚できるのか」とか「自分はこのままでいいのか」
「将来キャリアで行き詰ったりしないか」などという、
今考えてもどうしようもない悩みです。

このように、「今現在のネガティブな感情」「過去の失敗」「仕事のストレス」「将来への不安」
時系列関係なく、同時に感じてしまいます。

休日になるとどっと疲れが出て、動けなくなったり、
一人で泣きながら仕事をしたり、
どうしたら自分のメンタルを安定させることができるのか
いろいろな本を読んだり、調べ続けたりして、
長い間悩んできました。

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メンタルが落ち込んだ時の7つの対処法

ここまでお伝えしたように、
私はネガティブな性格に長年苦しんてきて、
「どうしたら自分のメンタルをコントロールし、
常に良いパフォーマンスで日々を過ごせるのか」
考え続けてきました。

ここからはそんな私が今、実践しているメンタルが落ち込んだ時の7つの対処法について、
お伝えしていきます。

心を開ける友人や家族と話す

まずは心を開ける友人や家族を話すことをおすすめします。

私は基本的に人と話すことを苦手に感じますが、
それでも一部の友人や、家族とは気を使わず、
自分の思ったことをいくらでも自由に話せるという感じがあります。

例えば、休日などの時間は、
そういった心を許せる人と「最近ね、こういうことがあってね…」という話をすることで、
かなりリフレッシュできていると感じます。

自分の頭の中でぐるぐると考え続けるより、
いっそ人に話した方が考えも整理され、
客観的に出来事を見ることもできる
ようになります。

案外、人に話してスッキリすると、
感情が落ち着いたりして、必要以上に落ち込みすぎないので、
「心を許せる周囲の人に話す」ということを実践してみると良いでしょう。

「ラッキー」とつぶやく

また、何か日常の中で嫌だな…とか失敗だと感じた時は、
できるだけ、「ラッキー」と頭の中で言ったり、口に出すよう心がけています。

物事をネガティブに捉えてしまうと、
感情がどんどんマイナスな方向に引っ張られたり、
どんどん落ち込む方向に気持ちが傾いていってしまうためです。

例えば、「仕事で失敗して落ち込んだ時」も、
「今回はうまく行かなかったけど、○○なことが学べたな…ラッキー!」
「目標やノルマがキツくて将来が不安な時」も、
「自分が成長できるチャンスが来ているのかもしれない。ラッキー!」と頭の中でつぶやくことで、
良くないと思っていた物事のプラスの側面が見えてきます。

物事は見方を変えることによって、別の捉えられ方ができたり、
実際に物事が好転的に動き出すこともある
ので、
このように何かネガティブな気分になってしまいそうな時、
あえて「ラッキー」と口に出したり、考えるのもおすすめです。

また、これは個人的な対処法なのですが、
しまじろうの「ハッピー・ジャムジャム」という曲を特に疲れている時や、
落ち込みそうな時は頭の中で歌っています。

そうすると、不思議と元気が湧いてきます。

あえて全力で涙を流す

落ち込んだ時は、あえて「全力で涙を流す」のもおすすめです。
私はこれをすると、どんなに落ち込んでいても、
かなりリフレッシュして、翌日は気分を切り替えることができます。

涙を流すという行為自体に高いリラックス効果があるそうで、
実際、私もストレスや緊張が和らぐ感覚があります。

「辛いことや嫌なことを思い出して泣く」というよりは、
何かメンタルが落ち込んでいる時に感動できる映画や音楽に触れ
それを通じて「涙を流す」という感じです。

泣いている時は、自分の感情に向き合って全力で悲しさに浸りますが、
涙を流し、一晩眠った後は、
翌朝、いつもケロッとして「まあいいか」と元気になっていることも多いです。

自分の好きなことに没頭する

また、メンタルが辛い時は「何かに没頭する」のもおすすめです。
時間が空いていると人はどうしても余計な考え事をしてしまうと思います。

そこで、なんでも良いので落ち込んでしまっている時こそ、
気分転換も兼ねて、好きなことに没頭しましょう。

暴飲暴食は良くないと思いますが、
ゲーム・読書・映画鑑賞・プラモデル・アウトドア・掃除・料理…など、
あなたが熱中してはまれるものならなんでも良いと思います。

好きなことに没頭できる時間を増やすと、
必要以上に嫌なことを思い出す機会が減っていくはずです。

紙に今の感情や思いを書き出す

心を整える一つの方法として、「紙に書き出す」というのもおすすめです。
以前『0秒思考』という書籍を読んだことがあるのですが、
これが非常に「頭の中のもやもやを整理する」のに良い方法を紹介していました。

それが、とにかく頭に浮かんだ考えを次々と紙に書いていくという方法です。

何か嫌なことがあった時、
それを頭の中でぐるぐると考えていても辛いだけで、
それに対する思いを整理したり、解決策を考えたりすることはできません。

ですがただ「紙に書き出す」だけで、不思議なことに、
頭の中の考えが整理され、具体的な解決策も思い浮かべやすくなります。

具体的な方法としては、例えば5~10分と時間を決め、
真っ白やコピー用紙やノートに、
ひたすら頭の中に思い浮かんだ悩みや考え事を書いていくという方法です。

この時、きれいに書くことは意識せず、
ただ思いつくままに書いていくと良いです。

ネガティブな感情を書き出すだけでも十分に気持ちは整理されますが、
さらに「どうして嫌だと思った?」「どうしたら良かった?」とか問いかけて、
解決策を思いつくがままに書いていくと、より具体的な改善につながります。

ぜひ試してみてください。

本が気になった方はこちら


マインドフルネスで「今」に意識を向ける

未来や過去の嫌なことを思い出して辛くなる場合は、
「マインドフルネス」を実践し、
「今」という時間にだけ意識を向けることをおすすめします。

そもそも、「マインドフルネス」とはいわゆる”瞑想”のようなもので、
心の中の雑念をクリアにし、
現在の自分の身体感覚や周囲に目を向けることで、
「今」現在の自分に集中することができるようになる、
メンタルトレーニングです。

これを行うことで、過去の出来事や将来について、
「今の自分」から切り離して考えることができるようになり、
不要な心配事や悩みに囚われにくくなります。

マインドフルネスのやり方については様々な方法がありますが、
最も簡単なのは静かな落ち着いた環境で、
時間を決め、その時間中は深呼吸をくり返し、
自らの呼吸にだけ意識を向けるようにすることです。

例えば、毎日朝に3分、
息を吸って吐くのを6秒ずつくり返すと決めて、
その間は目を閉じます。
そして、深呼吸をしながら、
自らの身体に意識を向け、その間頭の中に考え事が浮かんできても、
無理に抑え込んだり、深く思考しようとせず、
あるがままの状態でリラックスしておきます。

こういったトレーニングをすることで、
メンタルが安定するという効果があるそうです。

反応しない練習をする

「反応しない練習」とは、僧侶である「草薙龍瞬」さんのベストセラー、
『反応しない練習』という本で解説された方法であり、
メンタルのコントロールに非常に役に立つ方法が紹介されています。

この本では、ブッダの教えを元に、日常生活でどう煩悩を捨て、
悩み事やネガティブな感情から自由になるかが語られており、
それが無闇に「反応しないことである」と著者は説きます。

たしかに私のような、落ち込みやすいタイプは、
繊細すぎるがゆえに、何かが起きるたびに必要以上に心を煩わせてしまうため、
そもそも一つ一つの物事にいちいち反応しないようにする、ということは、
根本的な解決につながり得るでしょう。

詳しい方法については、
下記の著書で紹介されているため、気になった方はぜひお手に取ってみてください。


まとめ

今回の記事では、「仕事で大失敗した時の立ち直り方」について、
紹介してきました。

人一倍落ち込みやすかったり、内向的だったりして、
これまで私は「なぜ自分はこんな性格なんだろう…」
「どうしてもっと明るいあの人みたいにできないんだろう」と自分を責めてばかりでした。

しかし、一方でこうした性格の傾向は、
想像力や感受性が豊かな傾向にあったり、
物事を慎重に判断して計画的に準備をしたり、
物事を深く思考することができる、などの長所にもなると感じています。

私も繊細で内向的な性格だからこそ、
クリエイティブな仕事を得意としたり、
人見知りだからこそ、
1対1のコミュニケーションで相手のニーズを汲み取ったりすることが少し得意なのかもしれないと感じています。

そんな長所もある性格だからこそ、
ネガティブになり過ぎず、
自分の強みを発揮してほしいと思います。

ご紹介したような7つのメンタルコントロールの方法で、
ぜひ私と同じような性格の方がもっともっと仕事で輝けるようになれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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